小説 |
7月3日は我らがフランベルジュ・ブラックレイの誕生日でした!
フランベルジュって誰!?
そんな方はぜひぜひ、「悪魔たちの王」を読んでください!
https://www.yurin-s.com/rasiel55-1.html
全部で九話あります。
黒竜族の国の王、ディアスの一人息子として生まれたフランベルジュの成長物語です。
※この先一部作品のネタバレを含んでいますが、初見の方も気にせずどんどん読んじゃってください!※
この作品は隔月刊小説誌DAWNで連載をしていました。
当時の後書きにも書きましたが、フランベルジュは私が子供の頃からずっと側にいてくれた大切なキャラクターの一人です。
連載当時で10年以上練った物語だと言っていたので、今ではもう20年以上の付き合いになります。
「悪魔たちの王」は、フランベルジュの人生のほんの序章にすぎません。彼の物語はここから始まります。
物語終盤でも正直まだまだ頼りないフランベルジュ。終わった時、え、これで終わり? と、言われても仕方がないくらい。
だからまだフランベルジュの魅力は半分も伝えられていません。
いつか絶対に書くこの先の物語のための作品です。この先彼がどう成長し、どんな人物に出会い、どう行動するのか。
それを一緒に見守ってくれる読者が増えたらいいなと思っています。
そしてこの物語の重要人物。フランベルジュの父、ディアス・ブラックレイ。
今現在はディアスに関わる物語を執筆中です。
「少年の旅路」
https://www.yurin-s.com/d-1.html
「炎の魔法使い」
https://www.yurin-s.com/rasiel53-1.html
上記の二作品がディアスにまつわる物語です。
「悪魔たちの王」連載中にディアスが好きだと言ってくださった方がいたのと、ヨアンネスとの関係を明らかにしたく執筆しました。
「少年の旅路」は、ディアスが十八歳の時の物語です。
父と母を亡くした少年ディアスが旅立ち、立ち寄ったとある王国でヨアンネスという魔法使いに出会います。
ヨアンネスは「悪魔たちの王」でフランベルジュの敵として登場しますが、ディアスにとっては大切な友人でした。
ディアスは最後、ヨアンネスに自らの命をくれてやったような形で死んでしまいます。ディアスにそんな行動を取らせたヨアンネスは一体どんな人間だったのか。
そんなことを書きたくて連載中です。
続く「炎の魔法使い」は、ディアスの母フレア・ブラックレイの生涯を綴った物語です。
黒竜族の姫でありながら悪魔であるベリアルと結婚し、ディアスの母となった女性。
悪魔ベリアルや狼のレヴィを人間に変身させるなど、フレアはかなり力の強い魔法使いでした。
この作品は近々完結する予定ですので、フレアの暴れっぷりを楽しんでもらいたいです(笑)
フランベルジュ・ブラックレイという一人のキャラクターからこんなにもたくさんの物語が生まれました。
ディアス、ヨアンネス、ベリアル、フレア、レヴィ……。
全て「ラジエルの書」の重要人物ばかりです。
若い頃はフランベルジュの視点でしか物語を語ることができませんでしたが、今では大人たちの気持ちも分かるようになってきました。
フレアの時代から、「神々から竜族の力を取り戻す」ことが一つの目的となっています。
この目的にディアスは、フランベルジュはどう立ち向かっていくのかが物語の鍵の一つです。
フランベルジュが再び動き出す時。それは「ラジエルの書」が終わりのページに近づいていく時です。
まだ遠い未来のことですが、その日までに一人でも多くの方へ作品を知ってもらえることを願って……。
フランベルジュ、お誕生日おめでとう!
いつも一緒にいてくれて本当にありがとう。
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